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キャリアというのは、仕事だけではなく、人生そのものだと思う。

渋谷 智子

キャリアというのは、
仕事だけではなく、
人生そのものだと思う。

リージョナルスタイル認定コンサルタント

渋谷 智子

Shibuya Tomoko

「子どもが応援してくれる仕事をできていることが、幸せだと思う」と渋谷さん。もともと何かに縛られるより、軽やかに生きていたいという彼女が持つキャリア観は、凝りかたまった常識や独りよがりな考え方を、優しくほぐしてくれる魅力がある。

インタビュアー/一村征吾

自分の失敗から見えた、大切にすべきこと

大学では中国語専攻だったんですね。
当時から人と情報の橋渡しがしたいと思い、何か新しい語学を学んでおけば役に立つかな、と考えていました。ただ学生時代は、あれ面白そう、これ面白そう、と様々なことに興味があり、就活でも何をしたいのか、決めきれなかったですね。
それなら、「これを自分の仕事のドメインにしたい」というものに出会えたときのために、調整力とか営業力といった汎用性のあるスキルを身につけておきたいと思うようになりました。
社会人としてのスタートはいかがでしたか?
仕事は面白く、勉強にもなったのですが、女性だからという理由で募集要項よりも給料が大幅に低い支給だったことに驚きました。2年ほどで退職をするのですが、この経験を通じて、後にリクルートに入社したときに「求人広告に書いてあることはしっかり守るように」と、自分のなかで大きな約束事ができました。
渋谷 智子渋谷 智子
リクルートではどんな仕事をされていたのですか?
まずは新卒・転職領域の広告営業と、スカウトや研修・広告物の総合営業です。社会人1 年目の苦い経験がありますから、企業側にも制度をしっかり整えてもらったり、面接のやり方を工夫してもらったり、なるべく自分のような想いをする人がでないように心がけていました。
どのようなところに仕事の面白みを感じましたか?
企業の経営者ももちろんですが、その職場で働いている技術者の方や、採用が決まった人から話を聞くのが大好きでした。同じ職場、同じ職種でも、こんなにやりがいの感じ方が違うんだ、こんな価値観があるんだ、と知れることが、代理体験ではないですが、自分の世界も広がっていく感じがありました。それは今のコンサルタントの面談でも、同じことを感じています。
渋谷 智子渋谷 智子

衝撃的だった、あるコンサルタントとの出会い

結婚・出産のタイミングでリクルートは辞められたんですね。
そうです。その後、息子が2歳になったとき、もう一度仕事に就いたのですが、どうしてもそこでは仕事にやりがいが持てずに、「大事な息子との時間を、この仕事のために失くしていいのか」と思い悩みました。やはり妥協した転職は、うまくいかないんですよね。
そこからなぜ、リージェントに入社しようと思ったんですか?
リクルート時代に、とあるコンサルタントの方のカウンセリングを受けたことがありました。その方は60代くらいの男性で、1時間ほとんど私の話を聞くのがメイン。一言、二言しか質問がなかったのですが、それが自分ひとりでは行きつかない問いを投げかけられて。この人すごい!と感動したんです。困ったときにはここに来ればいい。自分でも気づけていなった気持ちが言語化できた、と感じました。それと同時に、自分もこんな人になりたいと思ったんですね。黒子なのですが、影響力がある人になりたい、と。
コンサルタントの仕事はどうでしたか?
実際の仕事の前にトレーニングも受けましたが、そこで一番心に残っているのが、「キャリアとは仕事だけではない」という考え方。家族との時間、趣味、余暇、学び、すべて含めてキャリアなんだというのが、自分のなかでは大きな衝撃でした。
面談でも、「お節介で、すいません」と断りながら、ご家族のことまで踏み込んで話をお聞きします。そこも含めてじゃないと幸せになれませんから。転職が決まった方からも「家族も喜んでくれています」という声を聞けるのがとても嬉しいですね。
渋谷 智子渋谷 智子

子どもを持つ女性だからこそできるアドバイス

仕事で大切にしていることは何ですか?
転職を希望される方が大切にしていることを叶えてあげたいのはもちろんですが、まずは「ご自身が大切にしているもの」を自分で言語化できて、納得してもらうことが大事だと思っています。私自身が失敗していることもあるので、目の前の条件やそのときの気持ちで安易に決めずに、これまで気づいていなかったものに気づけるお手伝いができれば、黒子としては嬉しい限りです。
ご自身の経験が活きているんですね。
あとは私の夫がかつて遠方に勤務していて、週末だけ家族全員で過ごすという経験もしていますので、「単身赴任をしてでも、こっちで働きたい」という方に、そういった生活のメリット・デメリットも含めて、自分ではこういうケースがありました、とリアルにお伝えしています。「奥様はこういう部分を気にされるかもしれませんよ」という女性ならではの視点も活かせているかもしれませんね。
UIターンを考えている方にアドバイスをするとしたら?
普通の転職よりもUIターンは分からない情報も多く、悩みも多いものです。本来、転職というのは「自分の価値」を見出す機会なのに、それが他の不安でかき消されてしまう側面もあります。だから「何を相談すれば分からない」というときこそ、私たちに相談して欲しいと思っています。言葉にならないもやもや感も、自分のなかで整理できるように、お手伝いをしっかりしていきます。
最後に、四国の魅力は何だと思いますか?
いい意味で人間らしさがあります。野菜を物々交換したり(笑)、お庭でキャンプしたり。海外旅行に行かなくても、これだけ気持ちのいい海を眺められて、しかもひとり占めできるなんて、地方ならではの魅力だと思いますよ。

渋谷 智子

香川県三豊市出身。二児のママ。外国語学部卒業後は、新卒でメーカー勤務(営業)を経て、2004年より株式会社リクルートにてHR(ヒューマンリソース/新卒・キャリア領域)事業、スカウト型キャリア採用支援・研修に携わり(6年半)、香川県本社企業の経営陣、事業キーマンとの接点を持つ。出産・専業主婦を経て、2013年に株式会社リージェント入社。入社後活躍にこだわるスタンスに惹かれ、企業と相談者の双方を担当する。2020年より東京在住、四国を応援したいファンが増えることを願い、U・Iターン支援に従事。地場大手メーカー・インフラ・エネルギー関連の技術職・専門職・管理職ポジションを得意とする。

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