【COLUMN】(株)アテックス・重見氏、西本氏
1934年に創業。主に農機具の分野で実績を重ねてきた(株)アテックス。実は同社は、数々の「初めて世に出す」製品を開発してきたメーカーでもあります。歩行型草刈機(OEM販売)、これを改良したクローラ型歩行草刈機、堆肥を自動で積み込める堆肥散布車など。農機具以外では、一般の元気な高齢者が気軽に乗れるおしゃれな電動車いすも同社が初めて生み出したもの。また、リリースは他社より少し遅れたものの、性能の高いラジコン草刈機を生み出しヒットさせるなど、オリジナリティー溢れる多種多様な自社ブランド製品が揃っています。そんな同社で開発を牽引する研究開発部長の重見和男氏と、各種人事制度を整備することで社員のモチベーションアップに寄与する経営企画部の西本大介氏にお話をお聞きしました。

【重見 和男氏 プロフィール】
(株)アテックス 取締役・研究開発部長
愛媛県出身。愛媛の大学で機械工学を学ぶ。就活ではメーカー中心に企業を探した。実家が農業を行っており、アテックス製の運搬車を農作業で使っていたことから同社に興味を持ち、就職を決意。1988年に(株)アテックスに入社。以後、一貫して研究開発部の技術者として製品開発を担当。作業用運搬車、堆肥散布車、歩行用・乗用・ラジコン草刈機、電動車いすなど、同社で発売される全製品の開発に携わる。現在も、研究開発部の部長として新製品の研究開発を担っている。
【西本 大介氏 プロフィール】
(株)アテックス 経営企画部(人事)主査
愛媛県の大学を卒業後、2013年に大手農機具メーカーに就職。人事総務の仕事を担当する。3年後、大手人材サービス会社に転職し、大学生の就職支援を担当する。その後、コンサルティング会社に転職し、人事評価に関するコンサルタントを行う。2019年、(株)アテックスに転職。経営企画部で人事を担当する。