【COLUMN】(株)電脳交通・北島氏
「キャリアは選ぶものではなく、出会うもの。そして、その出会いを意味あるものに変える努力こそがすべてだ。」そう語るのは、株式会社電脳交通の取締役COO、北島昇氏です。学生時代に仲間の助けになればと始めた事業を数億円規模にまで成長させたものの、最終的に事業を畳むという壮絶な失敗を経験した北島氏は、その後、中古車買い取りの巨人「ガリバー」を運営する株式会社IDOMに入社し、11年にわたり会社の根幹を成すさまざまな部門の責任者を歴任。そして、次なる挑戦の地に選んだのが、徳島で地域交通の課題解決に取り組む電脳交通でした。なぜ北島氏は、東京から徳島へ、大企業からスタートアップへと歩みを進めたのでしょうか。北島氏が大切にするキャリア観、そして電脳交通が目指す未来について、お話を伺いました。

【北島 昇氏 プロフィール】
(株)電脳交通 取締役COO
1977年生まれ。早稲田大学在学中に起業し、約9年間の経営を経験。2007年に株式会社ガリバーインターナショナル(現:株式会社IDOM)に入社。執行役員として経営企画、マーケティング、新規事業開発、人事、広報など複数部門を統括。2019年3月、株式会社電脳交通に参画し、取締役COOに就任。事業戦略、組織開発、資金調達など経営全般を管掌する。