【COLUMN】(株)amidex・伊原 晃氏
徳島発のスタートアップ である株式会社amidex(アミデックス)は、従来の「歯を治すために健康な歯を削る」という治療方法から、「健康な歯をなるべく残す」という新たな治療技術への転換を図り、歯科医療の世界に変革を起こそうとしています。CEOを務める伊原氏は、環境ベンチャー、経営コンサル、REVIC(地域経済活性化支援機構)など、多彩なキャリアを経て徳島にUターンした異色の経歴の持ち主です。そのキャリアの中で培われていった価値観とは何か。そして、amidexが挑む「健康な歯を可能な限り残す治療」の実現に、どのような想いで向き合っているのか。伊原氏のプロフィールや、amidexのビジョン、経営課題についてじっくりと話を伺いました。

【伊原 晃氏 プロフィール】
(株)amidex 代表取締役 CEO
名古屋大学 大学院 工学研究科 航空宇宙工学専攻修了後、2007年に環境系ベンチャー企業である株式会社リサイクルワン(現:株式会社レノバ)に新卒入社。その後、デロイトトーマツコンサルティング合同会社を経て、2017年に株式会社地域経済活性化支援機構に転職し、福井県小浜市において地域活性化プロジェクトに従事。2022年より、徳島大学の公認VCである産学連携キャピタルの運営メンバーとして、スタートアップへの投資・経営支援に携わる。その後、株式会社amidexの「歯を削らない治療で、世界に感動を!」というミッションに共感し、経営チームに参画。2024年7月、同社代表取締役 CEOに就任。