【COLUMN】四国化成グループ・濱崎氏、眞鍋氏、安藤氏
中期経営計画「Challenge 1000」で「独創力で、“一歩先行く提案”型企業へ」というビジョンを掲げ、2029年12月期の売上1,000億円達成を目指す四国化成グループ。その事業の中核を担っているのが、四国化成工業(株)の濱崎社長、四国化成建材(株)の眞鍋社長、四国化成コーポレートサービス(株)の安藤社長です。それぞれの事業会社で経営の舵を取りつつ、グループ全体の未来を見据える3名の社長の方々に、四国化成グループに共通して流れる思いや四国化成ならではの価値観、目指すべき姿についてお話をお聞きしました。

【濱﨑 誠氏 プロフィール】
四国化成工業(株) 代表取締役社長
1958年生まれ。1980年、四国化成工業(現・四国化成ホールディングス)に入社。生産技術として、各種製品を製造するためのプラント設計を担当。2002年、技術部長。以後、徳島工場・丸亀工場の副工場長・工場長を歴任。2015年より執行役員。2018年より取締役執行役員。生産・技術本部長、化学品事業本部副本部長を経て、2023年、常務取締役。同年、ホールディングス体制移行とともに、事業会社の一つである四国化成工業(株)の代表取締役社長に就任。ランニングを53歳の時に始め、57歳でフルマラソンデビュー。今も定期的にトレーニングをしている。
【眞鍋 宣訓氏 プロフィール】
四国化成建材(株) 代表取締役社長
1988年、四国化成工業(現・四国化成ホールディングス)に入社。建材部門に配属され、営業として多くの顧客のもとを訪問する。当時は「売上目標を持たない、商品提案に専念するだけの営業」を担当したこともあり、建築事務所・ゼネコン・自治体とのパイプづくりに貢献。その努力が、全国の設計事務所・市町村・教育委員会などに必ず四国化成のカタログが置いてある、という状態の構築につながった。2017年に執行役員・建材事業営業統括に就任。以後、一貫して建材事業の営業部門における役職を歴任し、2023年、常務取締役とともに、四国化成建材(株)の代表取締役社長に就任する。
【安藤 慶明氏 プロフィール】
四国化成コーポレートサービス(株) 代表取締役社長
父方の祖父が愛媛・松山出身で、親戚が大勢住んでいた関係で、夏休みなどは四国で過ごす。子ども時代の思い出が多い四国の地を「第2の故郷」とも感じている。1990年、野村證券(株)に入社。2015年、高松支店に赴任後、四国に拠点を構える多くの企業を担当。そのうちの一社である四国化成から誘いを受け、2021年に転職。以後、財務部長、企画財務統括、執行役員などを歴任。2023年、ホールディングス体制移行に伴って四国化成コーポレートサービス(株)が誕生し、同社社長に就任。四国化成ホールディングス(株)の取締役も兼務する。