【COLUMN】(株)タダノ・寺田氏、藤木氏
建設用クレーンや高所作業車をはじめとする「LE(Lifting Equipment:移動式作業機器)」分野で世界トップクラスのシェアを誇る株式会社タダノ。日本・北米市場で発売を開始した世界初のフル電動ラフテレーンクレーンをはじめ、大型モデルや他機種への電動化拡大、遠隔操作・自動化、安全機能の強化、データ活用やデジタルツインによる評価効率化など、同社は今、歴史的な技術変革期を迎えています。
このダイナミックな変革を牽引しているのが、技術開発部門を統括する技術開発本部長の寺田氏と、大手自動車メーカーからUターン転職し、車両開発ユニットで運転支援(ADAS)領域の開発を担う藤木氏です。
巨大な重機を安全かつ正確に動かす技術の奥深さ、自動車業界の知見がもたらす組織の化学反応、内燃機関から先進電子制御まで多角化するモノづくりの面白さについて、お二人にお話を伺いました。
【寺田 王彦氏 プロフィール】
(株)タダノ 執行役員 技術開発本部長
愛媛県出身。大学時代は自動車部に所属。自動車と異なり、少人数で製品全体を見渡しながら開発を行える点に魅力を感じ、株式会社タダノに入社。ラフテレーンクレーンやトラッククレーンの製品開発を皮切りに、車両開発や新動力システムの先行開発などを歴任。現在は執行役員 技術開発本部長として、電動化・遠隔操作・自動化・安全機能強化やデジタルツインなどの最先端技術開発を統括し、中長期を見据えた技術革新を指揮している。
【藤木 教彰氏 プロフィール】
(株)タダノ 新動力システム開発部 車両開発ユニット
香川県出身。大学院でロボット工学を専攻後、大手自動車メーカーに入社。研究所や開発部門にて、先行研究から量産立ち上げ・評価までチームリーダーとして幅広く携わる。地元・香川へのUターンを機に株式会社タダノへ転職。現在は新動力システム開発部 車両開発ユニットにて、自動車業界で培った信頼性評価やシステムアーキテクチャの知見を活かし、クレーンの運転支援(ADAS)および高度安全制御領域の開発を担当している。