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採用のスケルトン化

桜もみじに白い山茶花・・・
やっと晩秋の趣を感じるようになりました。
来週の3連休は紅葉の見ごろを迎えるでしょうか。
師走へと気忙しくなりますがふと心穏やかに
ゆっくりと長く秋の美しさを楽しみたいこの頃です。

先日「採用トレンド」と題したセミナーに参加しました。
採用する側を対象とするセミナーでしたが、
思う以上に採用環境の変化を予想させる内容でした。
労働力確保の問題は政治的課題として議論されています。
外国人労働力、RPAやAI、新卒採用の在り方等々。

個人的に印象的だったのは採用のスケルトン化という言葉。
その名の通り企業は求職者に隠し事ができなくなる、という意味です。
新卒採用の就活ルール廃止、長期インターンシップ移行、
CGM(Consumer Generated Media)の存在感。
※転職では企業版口コミサイトがCGMに該当。

結果として、労働力を確保するためには今まで以上に
自社の魅力を高めることが求められているということです。

しかしふと思うのは、労働力確保つまり労働者の心を動かすのは、
魅力的な情報を揃えるだけではなく、本当の姿を伝えるために
自らスケルトン化させる姿勢でもあるのではないでしょうか。

また仕事を選ぶ側がトレンドを意識した採用手法や
スケルトン化した情報に巻き込まれつつあるようにも感じます。
情報を得れば得るほど何を以って自分の判断とするのか、その責任はより大きくなりますね。

採用トレンド、採用のスケルトン化、
企業にとっても求職者にとってもなかなか考えさせられる内容でした。