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お世話になった会社(人)への思いも大切に

四国の転職エージェント リージェントの溝渕です。

転職のご相談をいただく際に「なぜ転職を考えているのですか?」という質問に対し、
とても話しにくそうにされる方も多くいらっしゃいます。

その背景の一つとして、
「今の会社に育ててもらった」「周りの方々に良くしてもらった」という恩義を感じられている場合です。
それでも、ご相談に来てくださったということは、
恩義はあるけれど、今の環境では自身が思い描くものが適えられない、
と感じている何かがあるからだと思います。
会社も人で成り立っていますから、
「良いところはいっぱいあるのに、ここがどうしても許せない、譲れない」ということはよくあることです。
「お世話になったのに、悪口を言うようで申し訳ない...」という気持ちも、
私たちはしっかり受け止めます。
その上で、今の環境で適えられないことを実現できるように一緒に考えていきたいと思っていますので、
ご遠慮なくご相談ください。

過去に、転職をしたいと考えて、ある会社の面接を受けたものの、
やはり今の会社や仲間への恩義や情があり、自身のキャリアよりも今の会社で全うする道を選び、
転職活動をやめられた方もいらっしゃいました。
何を大事にするか、は個々の価値観によるもので行動にうつしてみて初めて気づく思いというのもあると思います。
大切なのは後悔のない選択をすること、ですので、みなさんが人生の分岐点で進めずにいる時に、
いずれかの道にそっと背中を押せる役目を担いたいと思っています。

会社を去りたいと考える理由は様々ですが、
今の会社で満足できないくらいの自分になれたことは、もしかしたら今いる会社のおかげかもしれません。
一度嫌なところが見え始めると離れたい気持ちばかりが強くなりますが、
転職を考え始めた時には、ご縁あって過去に自分を採用してくれた会社(人)への思いも一緒に棚卸しをして、
その上で、次に進むことができるなら、より後悔のない転職になるのではと、最近感じています。