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移住先に知り合いがいない…そんなIターン後の孤立を防ぐ「同窓会ネットワーク」

こんにちは。リージェントの徳永です。

Iターン移住した後の生活を考えたとき、仕事や住まいと同じくらい重要な要素として「現地での人間関係」があげられると思います。

「縁もゆかりもない土地で、一から人間関係を築けるだろうか」
「家族・親族以外に気の許せる存在をつくれるだろうか」
「新しい職場で馴染めなかったら、地方で孤立してしまうかもしれない」

日々、転職を希望される方々とお話ししていても、こうした「人間関係」に対する不安の声は少なくありません。地元へUターン転職した私でさえも、同じように人間関係に関する不安を抱えていました。

しかし、地方への移住をより豊かにしていくための鍵は、実は「職場以外の居場所」を見つけることにあるように思います。そこで今回は、同じ大学出身という共通項があることで他のコミュニティよりも参加しやすい、「同窓会・OB会」の価値についてお話ししたいと思います。

肩の力を抜けるサードプレイスとしての「同窓会・OB会」

移住直後は、新しい職場環境や人間関係、さらには初めての土地での生活に適応するため、想像以上に気を張り、知らず知らずのうちにストレスを抱えやすいものです。特に転職して間もない時期は、職場で「しっかりしなきゃ」「早く成果を出さなきゃ」と、無意識に肩に力が入ってしまいます。

そんな時、精神的な拠り所になるのが、出身大学などの「同窓会やOB会の地方支部」というコミュニティです。

そこには、現在の会社での肩書きも、利害関係も一切ありません。あるのは「同じ学び舎で過ごした」という共通点だけ。だからこそ、肩の力を抜いて「素の自分」を出しやすい。とりつくろわない人間関係をつくることができます。

職場(ファーストプレイス)と家庭(セカンドプレイス)以外に、こうした「第3の居場所(サードプレイス)」を持てるかどうか。これが、地方生活の幸福度や、移住後の定着率をグッと高める重要な要素になると感じています。

「ゆるいつながり」が運んでくる思いがけないチャンス

私自身、Uターンをしてから大学や高校のOB会に積極的に参加するようになりましたが、そこで得たものは想像以上でした。

私の出身大学は東京にあるのですが、OB会の香川支部が活動しており、毎年30人規模の懇親会が開催されています。この会には、私のように香川出身の方もいますが、転勤で香川に来た人も少なくなく、「地域で何か困った時に頼れる人」が増え、生活していく上での安心感に繋がっているようでした。

私自身も、高校生までは香川県で生活していたものの、社会人になってから香川県で生活するのは初めて。学生時代に持っていた情報だけでは対応できない生活の悩みや、家族や職場の同僚に相談しにくいような些細な悩みを抱えていましたが、OB会に参加することで解消することができました。

そして何より驚いたのは、そこから思わぬ形で仕事の縁が広がっていったことです。例えば、先輩から仕事を手伝ってほしいとお声がけいただいたり、新しくクライアントをご紹介いただいたり、結果として自身のビジネスチャンスに繋がるケースも少なくありませんでした。

ガツガツした異業種交流会とは違い、ベースに「同窓」という安心感と信頼関係があるからこそ、「採用に困っている会社があるから紹介するよ」「ちょっと手伝ってよ」といった自然な広がりが生まれます。

地域のリアルな情報の交換から、思いがけないビジネスチャンスまで。同窓会は、キャリアの可能性を広げる場としても十分に機能します。



地方転職は孤独じゃない。繋がりを再発見しよう。

都会と比べると、地方は人が少ないかもしれません。だからこそ、一人ひとりの繋がりが大事なのだと感じています。「見知らぬ土地で孤立しないか」という不安から、地方移住への一歩を踏み出せずにいる方は、ぜひご自身の出身大学の地方支部などの存在を調べてみてください。

OB会や同窓会を見つけられない、という方もSNSなどで同じ学校出身の方にメッセージを送ってみると、意外と親身になって相談に乗っていただけることもあります。

職場でも家庭でもないサードプレイスとして「同窓会・OB会」を活用することで、地方への移住が孤独なものになるリスクを下げられると感じています。豊かな生活のためにも、勇気を出して一歩踏み出してみてください!


筆者プロフィール

国家資格キャリアコンサルタント

德永 文平Tokunaga Bunpei

香川県高松市出身。大学卒業後、関西の大手鉄道会社に就職。経理部門に配属されたのちに、新規事業セクションに異動となり、自治体と連携したまちづくり事業や、スマート農業事業に従事。幅広い業務の中で、採用担当やチームメンバーの1on1面談を通じて「採用が組織を変えた瞬間」の面白さにはまっていく。「四国ならではの働く価値を創造する」というリージェントのメッセージに、自身も抱えていた悩みの答えを見出し、転職を決意。2024年、株式会社リージェントに入社。現在は自分と同じようにUIターンを検討している方の背中を押すべく、転職コンサルティングに従事している。