絵画のような「モネの庭」と神秘の「伊尾木洞」。高知・東海岸への日帰りドライブ。
木々の緑が鮮やかさを増し、風が心地よい季節になりましたね。
今回も四国の魅力を発信するブログをお届けします。目指すのは、高知市から東側へ進んだ北川村にある「モネの庭」マルモッタンと、安芸市の「伊尾木洞(いおきどう)」。 新緑がまぶしいこの季節ならではの、大人の休日ドライブをご紹介します。
午前中に「モネの庭」へ
今回の旅の第一目的は、北川村「モネの庭」マルモッタンで睡蓮を見ること。睡蓮の花は午後になると閉じてしまうため、午前中の到着が必須です。そこで今回は、少し早起きをして朝6時半に高松を出発しました。
高松自動車道から高知自動車道を経由し、南国ICへ。そこからは太平洋を右手に眺めながら、ひたすら東へ走ります。海沿いのドライブは開放感抜群で、約3時間の道のりもあっという間に感じられました。
9時過ぎに「モネの庭」に到着。ここは、画家クロード・モネが愛したフランス・ジヴェルニーの庭を再現した、世界で唯一「モネの庭」を名乗ることを許された場所です。
園内に入り、まずは「水の庭」へ向かいます。そこには、まさに絵画で見た風景が広がっていました。水面に浮かぶ睡蓮と、太鼓橋にかかる薄紫色の藤の花。新緑の木々が風に揺れ、水面に映り込む様子は息をのむ美しさです。
私たちが訪れた時は、温帯性の赤い睡蓮が咲き始めており、藤との共演を楽しむことができました。もう少し暑くなると「青い睡蓮」も見られるそうですが、この時期だけの柔らかな色合いもまた格別です。
木陰のベンチでひと休みしながら「メタセコイヤの小道」を散策し、「風の丘」展望台を目指しました。
道中、「リヴィエラの小屋」でいただいた生ゆずソースのソフトクリームは、歩き疲れた体を優しく元気づけてくれます。
そこから30分ほどゆっくり歩いて展望台にたどり着くと、思いがけず海まで見渡すことができました。太平洋へと流れ込む奈半利川のダイナミックな景色に、高知県の自然の豊かさを肌で感じた瞬間でした。
300万年前へタイムスリップ?「伊尾木洞」
「モネの庭」で3時間ほど過ごした後は、高知市内へ戻りつつ安芸市の「伊尾木洞(いおきどう)」へ立ち寄りました。国道からほんの数十メートル足を踏み入れただけで、目の前の景色が一変します。
そこは、300万年前の地層が隆起し、波の浸食によってできた天然の洞窟です。薄暗い洞窟の壁面には、国の天然記念物にも指定されているシダ植物がびっしりと生い茂っています。
ひんやりとした空気と、岩肌を滴る水の音。「モネの庭」の明るい光の世界から一転、まるでジブリ映画の中に迷い込んだような、神秘的で静寂な世界に包まれました。
「ぢばさん市場」と「赤野休憩所」
ドライブ先で見つける産直市場って魅力的ですよね。安芸駅に併設されている「ぢばさん市場」で、新鮮な地元の野菜や名物のシラス、そして初夏の訪れを感じさせる高知特産の柑橘「小夏(こなつ)」を購入しました。
直売所ならではの旬の食材をたっぷり買い込めるのも、旅の醍醐味です。
さらに海岸線を進み、海沿いにある「赤野休憩所」で車を停めました。ここは目の前に雄大な太平洋が広がる絶好のビュースポット。
夕暮れ時まで待つことはできませんでしたが、きっと見事な夕焼けが見られる場所だと思います。果てしなく続く水平線と潮風の心地よさは忘れられません。
そして、旅の締めくくりはやっぱり「カツオの塩たたき」!
言うまでもありませんが、他にも「ウツボのから揚げ」「あおさの天ぷら」など、高知で味わう海の幸は格別です。写真を撮るのも忘れて食べることに夢中になってしまいましたが、かろうじてカメラに収めていたのが「ビノス貝の酒蒸し」です。
貝の旨味が溶け込んだ濃厚な出汁も美味しくいただきました。
美味しい高知の味覚でお腹も心もすっかり満たされ、大満足の思い出とともに高松への帰路につきました。
今回は、絵画のような庭園美と、手つかずの自然美という二つの「美」に触れる旅となりました。 木々の芽吹く香りや洞窟のひんやりとした空気、雄大な太平洋を肌で感じ、これだけの非日常を日帰りで楽しめるのも、四国ならではの贅沢ですね。
皆さんもぜひ、高知の東海岸へ出かけてみてはいかがでしょうか。おすすめです。