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定年後も考えてみる。金銭以外報酬の目標設定。

「働き方改革」「人生100年時代」などニュースでたびたび目にするこの頃ですが
進化する労働法の改正に伴い、社内でも「定年制」について再確認の機会を持ちました。
ふと、少し前に転職支援させていただいた方が浮かび少しご紹介できたらと思います。

社内外からとても頼りにされている仕事内容にも、評価を得ていることが感じられる年収面にも満足されていたのですが
日々の激務に気が休まる時がなく、お話しぶりからも心身の疲弊が痛いほど伝わってくる方でした。
家族との時間をもっと持ちたい、
奥さんに子育てを任せっぱなしで申し訳なく感じている、
このままで自分がカラダを悪くして収入が途絶えでもしたら、、。

お電話、メール、お電話と回を重ね、
いくつかの案件も検討され、気に入っていただける先も複数生じた頃
「お子さんが成人する頃には、ご自身が(現行定年の)定年をすっかり過ぎる」という理由から年収面が最大ネックになりました。

年収をとるなら現職を続ける選択肢も捨てない方が良いのでは
定年後の収入については(年金取得まで)どう考えられているのか
厳しいようですが、真剣にお考えだからこそそんなお話もしました。
世の中的には、定年延長の流れが進みそうで
定年後も現役時代と同水準の金銭報酬というのは稀な印象です。

最終的に彼は、金銭外報酬を重視した決断をされました。
どのような力が得られ、高められる機会が持てるかを優先しました。
「これを」という目標が強く明確であるからこそ入社される企業での今後の活躍と
彼を囲む皆さん(同僚・ご家族)と笑顔で過ごす姿が思い浮かびます。

じっくり相談の方も、まずは少しだけという方も ご相談お待ちしています。



香川県三豊市紫雲出山からの眺望【The New York Times電子版より】 国際的影響力を持つ「ニューヨークタイムズ」が選定する「2019年に行くべき52カ所」に 日本で唯一「瀬戸内の島々」が選出されました。 また、「瀬戸内の島々」を象徴する写真として、紫雲出山の写真が掲載されました。