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転職は目的ではなく手段である。

こんにちは。
四国の転職エージェント リージェントの加地です。
梅雨も明け、夏本番!といった気候になってきました。
高校野球ファンの私にとっては、来週から始まる高校野球全国大会が 非常に楽しみです。

今回は、転職とは何か?について書いてみたいと思います。

私たちは、日々、キャリアコンサルタントとして、転職を考えている方々の相談を
お受けしていますが、転職すること自体を目的として捉えている方が多いように
感じています。

ん?何が問題なの?と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、
私は、転職することが目的ではなく、今、勤めている会社では得ることができない
何かを得るために転職という手段を選択するのだと考えています。
「転職さえできれば、どこでもいい」そんなことはないですよね。

但し、それが言語化できていない時に、転職をすることが目的という目線に
なってしまいがちなのではないかと捉えています。
就職活動中の学生さんから聞こえてくる「やりたいことが見えない。でも就職はする」に近いです。

そこで一つ、言語化するヒントをお伝えしておきたいと思います。
学生さんと異なり、転職希望の方々は、働いた経験がありますので、
転職理由に着目をしてみてください。
転職をしようと考えている訳ですから、必ず、その理由があるはずです。
自分が転職をしようとしている(決断した)理由は何なのか?
そして、おそらく、その理由は一つではないと思います。
そこが、今の会社では得られないものであったり、実現できないものであったり、
それを求めて外に出ようとされているということだと思います。

そうすれば、転職が目的という視点にはならず、自分が得たいもの、実現したいことを
言語化でき、会社を選択する上での基準もはっきりしてくるのではないでしょうか。
もし、悩んでいる方がいらっしゃれば、参考にしてみてください。