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香川へIターンして感じていること ~希望や幸せを感じられる四国へ~

皆さん、こんにちは!四国の転職エージェント、リージェントの川田です。

私はリージェントの中でも数少ないIターン経験者の一人です。前職は石川県で営業をしていたのですが、妻の実家がある四国へのIターンを決意し、リージェントに入社しました。今は、そうしたIターン転職の経験を活かして、四国での就業を希望している方々の支援をさせていただいております。

今回のブログでは、香川に縁もゆかりもなかった私が「なぜ、Iターンを決意したのか」「香川に来て感じていること」をお伝えできたらと思います。
私の経験が、UIターン転職を検討されている方の参考になれば幸いです。

Iターンを決意した経緯

私の生まれは茨城県。小学3年生まで茨城県で過ごした後、千葉の浦安市に引っ越し、東京ディズニーランドまで徒歩10分のマンション街で学生時代を過ごしました。新卒で日系の組織コンサルタント会社に営業として入社し、石川県金沢市の営業所で3年半勤務したのち、今の妻と結婚しました。

結婚するまでは我武者羅にキャリアだけを考えて生きてきましたが、結婚を機に今後の家族のあり方を考え始め、「今の働き方では2人が思い描く未来は実現できない」と感じるようになりました。私たちは「一戸建てに暮らし、自然の中でのびのびと子どもと遊び、学び、豊かな生活をする」ことを理想に掲げていたのですが、私と妻は転勤族で、どうしても住む場所が固定できないという問題があったのです。

そんな中、妻が妊娠し、本格的に妻の地元である四国に移住することを考えるようになったのですが、今度は縁もゆかりもない土地で私のキャリアを活かせる仕事、取り組みたいと思える仕事に出会えるか不安を抱くようになりました。

四国での就業を考え始めた時、まずは複数の転職エージェントに登録しましたが、関東出身ということもあり、関東の求人ばかりを紹介されたことを思い出します。そのため、なかなか四国の企業に関する情報を得ることができず、自分でネットを使って企業を調べていました。

そんな中、たまたまリージェントのホームページに出会い、会社のミッションや目指す姿を見た時、「自分の想いを代弁してくれる会社が香川にあるんだ」と胸を打たれ、すぐに採用ページから応募しました。企業探しに苦戦していたため、ホームページを見たときの感動や胸の高鳴りは今でも忘れられません。

特に私には「活き活きと働く人・組織・地域をつくり、一人ひとりの豊かな人生の実現に貢献したい」という夢があり、まさにそれを実現できそうな仕事だと感じました。

無事に採用が決まり香川にIターンすることになったのですが、家族ができていなかったら私は香川には来ることもなかったでしょうし、HP情報に出会えていなかったらリージェントに出会うことはなかっただろうと思うと、今では感慨深く思います。

香川に来て感じていること

私が四国に来てから月日が長いわけではありませんが、感じているポイントは大きく3つあります。

1つは「空気が違う」ということ。都会と比べると漂う匂いや空の色が違うなと感じました。都内で通学していた時に感じていた電車やホーム、駅、公園、公共施設の空気に比べると、香川はとても空気が澄んでいます。
私は濁った空気がストレスで、都市部にいた時は息苦しさのようなものを感じることが多かったのですが、香川に来てからは空気がおいしいと思う機会が増え、日々の生活がとても楽になっています。

2つ目は「人の温かさ」です。人口が多いエリアでは、他人の見て見ぬふり、関心の薄さを感じていたのですが、香川には住民一人ひとりの気遣いと声掛けで地域を守っているような雰囲気があり、子育て世帯の私にとってとても暮らしやすい環境であると思っています。
私は閑静とした住宅街の中に住んでいるのですが、夜間もとても静かで毎日快適な睡眠を取ることもでき、騒音にストレスを感じることもありません。

3つ目は「地域への想いが強い人が多い」こと。多くの経営者にお会いする中で、地域課題に対して逃げずに正面から向き合い、地域を変えるために行動していく方が多いということを強く感じています。
四国地方は全国の中でも人口減少が目まぐるしいスピードで進んでいるエリアということもあり、未来の子ども達の世代に地域の想いを繋いでいく、そんな使命を持っている方が多いのかも知れません。また、地元の良さを紹介したい、地元に戻りたいという声も良く耳にします。

香川にIターン転職して思う「これからの夢」

四国にゆかりがなかった私がリージェントに入社して、いま使命として感じていることは「四国の情報」を届けることで「四国でのキャリアを検討している人の可能性を広げたい」ということです。

私自身の経験から、四国へのキャリアを検討している人の多くは「情報」がないために、四国へUIターンすることを選択肢から消している人も多いのではないか、と心の底から思いました。

たとえ、どんなに良い会社があっても、良い人がいても、良い暮らしがあっても、情報が人の心に届かなければ絶対に一歩を踏み出すきっかけにはならない。

つまり、地域の多面的な情報を届け、理解してもらうことが必要であり、そうすることで四国の未来の可能性が開けてくるのではないかと感じています。

そして、一人ひとりの豊かな人生の実現に貢献することで、活き活きと働く人・組織で溢れる地域を作っていきたいです。



香川に来ることは私にとって多くの不安がありましたが、Iターンして半年が経ち、今では自分がした選択が間違いではなかったと改めて実感するようになってきています。暮らし・仕事の面で充実していることはもちろん、何よりも自分や家族の将来が非常に楽しみで、毎日希望に満ちた生活を送ることができています。

そんな選択ができたのも、自分が本当に大切にしたい「価値観」や「働き方」、「将来像」を明確にして、キャリアの可能性を狭めずに行動できたからではないかと感じています。

だからこそ、転職を考える方々にも「どうか自分の可能性を狭めないで欲しい」と思っています。
四国にはこんな素晴らしい企業がある、四国だからこそ叶えられるキャリアがある、四国に来れば実現できる家族の暮らしがある、ということを届けていけたらいいなと思います。

四国という地域には、これまでの歴史と未来への希望がつまっています。
希望と幸せをより感じられる四国へ。皆さまの一歩が夢の実現に向けた大きな一歩になることを願って全力でサポートさせていただきます。


筆者プロフィール

国家資格キャリアコンサルタント

川田 基弘Kawata Motohiro

茨城県牛久市出身。関東の大学在学中に不動産業界、通信業界、社会人訪問インターンなど、数々の業界での就業経験を経て、20歳の時に「1人ひとりの働く価値を創造し、個人が活き活きと働ける社会を実現したい」とキャリアコンサルタントを志す。大学卒業後、日系の組織開発コンサルティング会社に入社。北陸エリアのコンサルティング営業として、大企業から中小企業まで、幅広い企業の事業発展に貢献。子育てをきっかけに妻の地元である四国にIターンを決断。そこで株式会社リージェントの”四国ならではの「働く」価値を創造する”というミッションに深く共感し、キャリアコンサルタントとして入社。現在は愛媛県・香川県を中心に担当し、四国へのUIターンを希望される方への転職コンサルティングに従事。