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言葉の力

こんにちは。四国の転職エージェント、株式会社リージェントの溝渕です。

毎日のニュースは新型コロナウィルスの話題を中心に、
感染者〇人、PCR検査の陽性率〇%、営業利益〇%減...と「数字」があふれていて、
私たちの生活も数字に支配されているように思います。
定量的に表現することが重要である一方で、
無機質な数字の羅列は、漠然とした不安を増長させるようにも感じています。

そんな今こそ、感情がこめられた「言葉」の力が心を動かすと考えます。
自粛生活になってから、メディアでも様々なメッセージが飛び交いました。
医療従事者への感謝の言葉、店舗の営業再開を応援する言葉、共に乗り越えようの言葉・・・
それは何も、前向きな言葉の発信に限らず、
前向きになりたくてもなれない悲惨な状況下でのSOSの言葉が、
自分も何か力になりたい、という原動力になっていると思います。

弊社もリモートワークが導入され、社内でもメール、チャットでの会話が増えて、
普段以上に社員にかける言葉、かけられる言葉に敏感になりました。
面と向かって話さない分、選ぶ言葉も慎重になりましたし、
一日中一人でパソコンに向かう時間の中で、
電話やチャットでふいにかけられる言葉に救われることが多々ありました。
転職のご相談者から「今は、コロナに負けるな、の精神ですよ!」と言われたときは、
逆に自身が励まされて温かい気持ちになりました。

転職活動については、現在はオンラインでの面接実施が本格的になっていますが、
オンライン面接では表情や身ぶりなどの非言語情報が対面面接よりも伝わりにくいです。
だからこそ、「言葉」でしっかり意思を伝えることが重要です。
面接官が先に企業概要や業務内容等を説明してくださる場合や、
質疑応答の時間で質問に回答してくださる場合も、
黙って画面を見ているだけではなく、
「〇〇について理解が深まりました」
「〇〇の情報については驚きました、非常に興味深いです」等と
気持ちを言葉で伝えるようにすると面接官も安心されます。
その他、面接官からの質問には、普段以上に端的にはっきりと回答しましょう。

また、もしも音声が聞こえづらかった場合には、曖昧な反応や想像で回答するのではなく、
「申し訳ありません。音声がとぎれてしまいましたのでもう一度お願いできませんか」と
お願いする勇気も必要です。
面接終了後は、ぜひカメラに向かって、面接の機会をいただいたお礼の言葉も忘れずに。
思った以上に、言葉には力があると感じます。

これからのキャリアについて、みなさんの心の声、言葉をぜひ聞かせてください。



香川県小豆郡土庄町 エンジェルロード