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ChatGPTでは探せない四国の転職情報の在処

こんにちは。四国の転職エージェント、リージェントの佐々木です。

今年は数年ぶりに各地で賑わいを取り戻したGWとなり、四国でも多くの観光客の姿が見られました。特に最近は海外からの旅行客の姿も少しずつ見かけるようになり、徐々に活気がもどってきている様子をうれしく思います。
みなさまはGWにどこかにお出かけになりましたでしょうか?

先日、リージェントでは社員が一堂に会し、半期に一度の振り返りと方針発表を行いました。リアルで全員が顔を会わせるというのは以前では当たり前の機会でしたが、コロナ禍を経た今は、すごく貴重な時間に感じられました。

方針発表の中で話題にしたテーマの中に「AIの進化」があります。
ChatGPTが登場した今、四国密着のUIターン転職を専門とする我々が価値を発揮すべきプロフェッショナリティは何かということです。つい半年前まではその存在を知らなかったChatGPTが猛スピードで大きな変化をもたらそうとしています。



以前からAIの進化は度々話題にあがっており、その都度、未来予測として考えてきたテーマではありますが、やはりその技術を目の前にして「想像とは違う」という印象を個人的には感じています。いつかと思っていた未来が現実になり、ここから数年で想像もつかない進化をとげていくことは間違いのない確信に変わりました。

しかし、それは決してマイナスなものではなく、より良い未来を創造していくために積極的に活用しプラスに変えていけるものだとも感じています。

いずれ求人情報サーチや提案もChatGPTのようなAIがコミュニケーションしていくことが想像されますが、ChatGPTの活用では実現できない、UIターン転職における死角が存在しているように思います。
それは、インターネット上探しても見つかることはない情報、つまり「非公開求人」の存在です。

我々が非公開求人と呼ぶ情報には大きく2つのパターンがあります。

1つ目は、求人情報として確定しているものの、経営戦略や組織機密上の都合で、表立って求人することができない求人のことを指します。このような情報はインターネット上で公開されることはなく、秘密裏に限られた人たちの中でのみ存在しマッチングが行われています。
重要性が高く、核となるポジションの求人はこのように表に出ない情報となっていることがしばしばで、我々がお預かりしている求人にもこのような情報が多く含まれます。

2つ目のパターンは、求人情報として確定しておらず、経営者や事業責任者の頭の中にある課題意識から生まれる求人があります。企業と打ち合わせをする中で、その場では求人情報として確定していなくても、「こういう人がいればいいですよね!?」という会話から求人情報として確定することがよくあります。
求人をするということは、人を採用すること自体が目的なわけではなく、人を採用して解決したいことがあるから求人をしているため、会社や事業がある限りは何かしらの課題があることから、このような形で見えない求人が存在しています。
このような求人は、我々から経営者や事業責任者に直接アプローチし具体的な人材の提案をする中で、
「こんな人がいるのなら、こんな課題に取り組みたい!」という形で生まれるパターンもあります。

上記のような求人はインターネット上に出まわることがないため、ChatGPTがいかに優れていてもリーチできない情報となります。
我々はChatGPTが存在する以前から、四国へのUIターン転職の実績を拡大していくための大切な要素として、これらの非公開求人に着目し、この地に根差して情報収集に努めています。

もしインターネット上ではなかなか自分のキャリアや希望に合う求人ポジションが見つからないという方は、上記のような観点もあることを踏まえていただければと思います。
また、四国へのUIターン転職を検討するパートナーとしてぜひ我々にご相談いただけますと幸いです。

筆者プロフィール

国家資格キャリアコンサルタント

佐々木 一弥Sasaki Kazuya

香川県さぬき市出身。大学卒業後、2007年に株式会社リクルートに入社。求人広告の企画営業職として、香川・愛媛にて、四国に根差した企業の採用活動の支援を中心に、新拠点や新サービスの立ち上げも経験。2010年に販促リサーチを行うベンチャー企業の創業メンバーとして参画。創業の苦労と挫折を経験。2012年、株式会社リージェントの創業メンバーとして入社。2019年より代表取締役に就任。子どもと焚き火をするのが至福の時間とのこと。