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転職という「点」を「面」にしていく。それが私たちの使命。

佐々木 一弥

転職という「点」を
「面」にしていく。
それが私たちの使命。

リージョナルスタイル認定チーフコンサルタント

佐々木 一弥

Sasaki Kazuya

「人材紹介業は手段。やはりゴールは、地域を魅力的にすること」と佐々木さんは語る。もともと四国はお遍路さんの「お接待文化」をはじめ、四国外からの交流を受け入れてきた土地。その場所で、佐々木さんはどのような挑戦をしようとしているのだろうか。

インタビュアー/一村征吾

故郷に戻って感じたさびしさ

佐々木さんが学生時代の高松は、どんな印象でしたか?
高校生の頃にバンドを始めて、音楽漬けの毎日だったのですが、その頃は街がとても賑わっていて、行きつけの古着屋さんやレコード屋さんがあったり、路上で弾き語りをしている人が沢山いて、この街が好きだなという愛着がありました。それから大学進学で県外に出たのですが、香川に帰省した時に、ほんの数年で昔のあの光景がなくなっていくのを見てショックを受けたんです。
今思えばそれがひとつのターニングポイントになったかもしれないですね。このままでは、自分の好きな街がなくなっていく。そんな危機感を抱きました。
それで、卒業後にリクルートに入社するわけですね。
実は大学卒業の時に進路をとても迷いました。音楽にとてものめりこんでいたので、このまま夢を追いかけるか、就職するか。卒業ギリギリまで悩んでいたのですが、最後には就職の道を選びました。そんな事情もあり、就職活動はかなり遅れたスタートだったのですが、ちょうどリクルートがエリア社員を募集しているのを見つけました。仕事としてやりたいことは何も決まっていない状態でしたが、自分の中で、仕事をするのなら町のために、故郷の力になりたいという想いがあったので、この会社ならその力がつけられるかもしれないと考え、リクルートに飛び込みました。
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リクルートではどんな仕事を?
週刊発行の求人情報誌の営業をしていました。毎日、自転車に乗って何キロも移動し、会社やお店を見つけては飛び込みで営業するというスタイルでした。正直仕事は大変ではありましたが、そこで出会った上司や同僚はとても魅力的な人ばかりで、仕事はこんなにもやりがいがあり、楽しいものなのだと感じていました。特に、自分たちの仕事が世の中で何の役に立っているのか、なぜやるのか。こういうことを熱弁する上司や同僚と仕事ができたことはその後の私の仕事観に大きく影響をもっています。その後、起業するもののうまくいかないという経験もあり、幾度となく「働く」ってなんだろうと考えることはありましたが、いつも私の中にあるのは、何のためにやるのか、誰の役に立ちたいのかという想いでしたね。
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東京にはなくて、地方だからあるもの

その後、リージェントで仕事をするきっかけは?
想いだけで起業にチャレンジして挫折し、途方に暮れていた時期もあったのですが、それでも私のことを応援してくれる人たちがいて、改めてやっぱりこの街のためにもう一度力をつけて立ち上がりたいという気持ちをもっていました。そんな時にリージェントの創業者である加地と会う機会があり、UIターン転職支援の会社を立ち上げると聞き、これだ!と感じました。会社や事業が成長するには、人の力が必要不可欠だという考えは経験をすればするほど感じていて、この仕事であれば自分は全力でやりきれるという直感がありました。
UIターンの支援を始めて、いかがでしたか?
以前、Uターンで転職された方から「東京にいた時は、会社規模も売上規模も今と比べればかなり大きな仕事をしていましたが、四国に帰ってきてからの方が不思議と充実感を感じているんです。自分が考え行動する事がダイレクトに会社や社会に繋がっている感覚があり、社会への影響力はこちらの方が高いという実感があります。」という話を聞いて、この仕事の1つ1つの積み重ねがこの地域を変えるきっかけになるという手ごたえを感じました。
東京にはなかった充実感があったんですね。
これまでのUIターンは都落ちではないですけれど、諦めや妥協とか、帰らなくてはいけないから帰る場所のイメージもあったと思うんです。しかしこの業界にいると、実は帰りたいと思っている人が大勢いるのも感じています。だからこそもっと「四国だから実現できる魅力」を広げていかなくてはいけないと思っています。
ご紹介をさせていただいた方が5年後には会社の役員になられて、経営者から「この人との出会いがなければ、今の会社はありません」と言われたこともありました。この仕事をしていてご紹介した方が、その会社で活躍している話を聞くことが何よりのモチベーションとなっています。
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小さな情熱をつないで、広げていく

地方の未来についてどう考えていますか?
どの地方も同じ課題を抱えていますが、ショッピングセンターができ、商店街に元気がなくなり、どこに行っても同じ光景になりつつあるなかで、四国にはイノベーションを起こそうと立ち上がっている人も出てきています。その地域ならではのやり方で、意識のある人たちが流れを作って広がっていく未来もあると思うんです。
この仕事をしていると、そのような優秀でおもしろい人と沢山出会いますし、未来のビジョンを持つ優秀な経営者も四国には沢山います。この方たちが繋がり合うことで、さらに地域を盛り上げていくことができると思いますので、私たちがハブになり、新しい価値を生み出すきっかけをたくさん創っていきたいです。
みんなで地域を盛りあげていきたいと。
地方の課題にチャレンジできることも、ある種このエリアの魅力ではないでしょうか。それが故郷であれば、自分たちの子どもや、この街の未来をリアルに想像できると思いますので、都会よりも課題に手ざわり感をもって直面できるはずです。四国が故郷でなくても、暮らしやすさの面で多くの人から選ばれているエリアなので、この地域から新しい流れも生み出しやすいと思います。そのために私たちがやれることはとことんやっていきます。
佐々木さんの思う四国の魅力は何ですか?
「これからを生きる」というテーマを見つめるのに、もってこいの土地だと思います。自然と街のバランスも良く、暮らしに不便がない。海も山もあり、気候の安定性も抜群で、災害も少ないですから。
最後に、UIターンを考えられている方にメッセージを。
正直これからだと思っています。今の四国が完成されていて魅力的なので来てください、ということではなく、「こういう未来、可能性がある。だから一緒にやっていきませんか」と伝えたいですね。いまだ未完成ですが、その想いを実現していくための仲間はいます。
私たちが土地と人、人と人を繋ぐハブになりますので、一緒に四国の未来を面白くしていきましょう。

佐々木 一弥

香川県さぬき市出身。学生時代はバンド活動に明け暮れ、大学卒業後、2007年に株式会社リクルートに入社。
求人広告の企画営業職として、香川・愛媛にて、四国に根差した企業の採用活動の支援を中心に、新拠点や新サービスの立ち上げも経験。2010年に販促リサーチを行うベンチャー企業の創業メンバーとして参画。創業の苦労と挫折を経験。2012年、株式会社リージェントの創業メンバーとして入社。2019年より代表取締役に就任。子どもと焚き火をするのが至福の時間とのこと。

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