徳島県へのUターン・Iターン活性化に向けた取り組み
皆さま、こんにちは。リージェントの吉津です。秋らしく過ごしやすい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。私は近所の公園でウォーキングを楽しんだり、家族と釣りに出かけたりして、穏やかな時間を過ごしてリフレッシュしています。
さて、今日は徳島県へのUIターン促進に向けた取り組みについてお話ししたいと思います。
私がリージェントに入社したのは2018年ですが、入社直後から徳島エリアでの事業開始に向けて準備を進めてまいりました。2019年には「リージョナルキャリア徳島」のサービスを開始し、徳島へのUIターン転職を検討されている方への転職コンサルティングをスタートしました。
今回のブログでは、2018年から現在に至るまでの活動の中で、私が特に強い思い入れを持って始めた2つの取り組みをご紹介します。
◆転職者交流会
1つ目は、転職者交流会です。これまで多くの転職希望者の方とお話をさせていただき、徳島に本社を置く企業を中心にご縁をおつなぎしてまいりました。都市圏から徳島へUIターンした方々に入社後のご様子を伺う中で、「社外の方との交流を図りたい」「社外で刺激を受ける環境を得たい」というご相談をいただくことが多くありました。
こうした声を受け、まずは一度開催してみようと、2023年11月に転職者交流会を企画したのが始まりです。1回目の参加者は私を含めて9名でした。実際に開催してみると、「社外の方と話ができて有意義な場になった」「同年代の方々とつながれて面白かった」という声をいただきました。
「パートナーの地元にIターンしました」という、徳島に縁もゆかりもない方はもちろん、徳島が地元でUターンしたものの、県外での大学生活や社会人生活を経て友人とのつながりが希薄になっている方も多いのだと実感しました。
こうした経験を踏まえ、2024年以降は転職者交流会を年2回のペースで開催しており、毎回20名前後の方々にご参加いただいております。
交流会では参加者の皆さまに近況をご報告いただく時間もあり、「昇格しました」「社内表彰をいただきました」「結婚して子どもが生まれました」など、仕事はもちろんプライベートのご報告もたくさんあり、私自身も大きなパワーを得る場となっています。
最近では、UIターンを検討されている方にご参加いただくこともあります。転職者交流会はお盆期間や年末年始に開催することが多く、徳島への帰省のタイミングに合わせてご参加いただき、「徳島にUIターンされた方々のリアルな声を聞けて参考になった」といった嬉しいフィードバックをいただくことも多いです。
徳島へUIターンされた方々の交流の場としてスタートした企画でしたが、リアルな声を聞きたいという転職を検討中の方にとっても、徳島へのUIターンを具体的に考える良い機会になっているのだと感じます。今後も継続的に開催していきたいと考えています。
◆人事交流会
2つ目は、人事交流会です。2019年の「リージョナルキャリア徳島」のサービス開始以降、徳島県内企業の中途採用を支援してまいりました。経営者や部門責任者、人事部門の方々と定期的に情報交換を行い、企業の事業成長に向けて「人」の領域からサポートしています。
私は採用支援にあたり、企業へ直接足を運び、さまざまな方とお会いすることを心がけています。採用課題はもちろん、経営・事業・組織の課題まで理解することが、より良いマッチングにつながると考えるからです。そのため、訪問時には採用に限らず、事業や組織についても伺うようにしています。
こうした訪問を続ける中で、人事の方々から「他社では人事領域でどのような取り組みを行っているのか」といったご相談をいただくケースが多くありました。ヒアリングしてみると、他社の人事の方とは、新卒採用などのイベントで顔を合わせることはあっても、じっくり話す機会はあまりないとのことでした。また、人事部門が少人数の企業がほとんどで、社内に相談できる相手が少ないことも分かりました。
そこで、新卒採用・中途採用に注力されている3社にお声がけし、2025年2月に人事交流会を企画しました。少人数の交流会でしたが、「他社の取り組みを知れて良かった」「外部の視点を得ることができた」「人事としての苦労や葛藤を共有できて良かった」といった声をいただき、実りある機会となりました。
ただ、私としては、徳島の企業の人事同士の横のつながりをつくるだけでなく、徳島エリア全体の採用力強化につながる取り組みにしていきたいと考えていました。人事の方々からも「面接」に関するご相談を多くいただいていたこともあり、2回目は当社HRコンサルティング事業部と連携し、「面接力向上」をテーマにセミナーを開催することにしました。
2026年2月に開催した第2回には、徳島に本社を置く企業の経営者や人事の方々、16社・25名にご参加いただきました。
セミナーでは、面接におけるポイントなどをロールプレイングを交えて解説したほか、グループディスカッションも行い、参加者同士が活発に意見交換できる機会となりました。「採用したい応募者に内定を出すものの、辞退されるケースが多く、どのように工夫しているか」「人事部門以外の面接官の面接力をどう強化しているか」など、参加企業の皆さまによる「面接力」強化に関する積極的なディスカッションが行われました。
また、セミナー終了後には懇親会も開催し、人事という共通項をもとに交流をより一層深めていただく機会となりました。
ご参加いただいた企業の皆さまからも、「人事の横のつながりができた」「面接力向上のヒントがもらえた」などの声を多くいただき、少しはお役に立てたのではと感じております。これからも、徳島の人事の方々をサポートしていけるよう、有意義な場を提供してまいります。
こうした取り組みを通じて改めて感じるのは、徳島の企業が自社の魅力をより一層発信していくことの大切さです。Webでの情報発信はもちろんですが、面接を通じて、企業や人の魅力を転職を検討中の方に感じていただけるかどうかが重要です。
福利厚生や人事制度の見直しなどに着手されている企業は多いですが、面接という「相互理解の場」で各社が創意工夫を重ね、徳島エリア全体の採用力が高まっていく。私たちの取り組みがその一助になればと考えています。
当社は「四国ならではの働く価値を創造する」をミッションに、四国エリアの活性化に向けてUIターン転職事業に取り組んでいます。地域の発展には企業の成長が欠かせず、企業の成長には「人」の力が必要不可欠だと私は信じています。
2019年の「リージョナルキャリア徳島」のサービス開始以来、私は徳島の魅力的な企業と都市圏で働く方とのご縁を増やしていきたいと常に考えてきました。また、私が関わることで、転職を検討される方の未来が少しでもより良いものになってほしいという思いで活動してまいりました。
転職者向けと企業向け、それぞれの交流会を通じて徳島の魅力を伝え、UIターンする方々を増やしていくことが、私なりの地域活性化の形だと改めて、強く感じた次第です。今後も強い使命感を持って、四国・徳島の活性化に貢献してまいります。

