仕事も家族も「妥協」したくない。四国で見つけた私のキャリア論。
「四国に仕事ってあるの?」
関東出身の私が四国に移住して3年。地元の関東に帰るたび、友人や親戚から悪気なく言われるこの一言を、猛烈に悔しく感じていました。
なぜなら、私は日々、1歳・3歳の子育てに全力で向き合い、それと同時に四国での仕事にこれまで以上の熱量と充実感を感じられていたからです。
ただ、今でこそ胸を張ってこう言える私ですが、移住当初は「地方移住=キャリアの停滞ではないか?」、そして子育てが始まると「この状況で、仕事に全力で取り組めるのか?」と思い悩み、葛藤していました。
「地方移住は、本当にキャリアの諦めなのか?」
「家族を大切にしながら、仕事も全力で取り組めるのか?」
移住と子育てという人生の大きな転機の中で、私が見つけた答えを2つの視点からお伝えします。
「地方移住=キャリアの停滞」という考えは本当か?
「地方に行ったら、もうバリバリ働くキャリアは歩めない」
かつて私が四国への移住を考え始めたときに、どこか閉塞感を感じていたように、都市圏で働く方々の多くが同じような不安を抱えているように思います。
でも、本当にそうでしょうか。
四国で3年間、数多くの経営者や転職希望者と向き合ってきて分かったことがあります。ここには、圧倒されるほどの熱量を持った経営者、そして、都市圏にいた頃以上に活き活きと、自分の力で事業や地域を動かしているビジネスパーソンがたくさんいます。
たとえば、私が実際にお会いした経営者の中には、都市圏で誰もが知る外資系企業を経て四国の地元企業の社長に就任し、今まさに、すさまじいスピードで社内改革を進めている方がいます。
他にも、大手のEC企業から地元企業のEC運営責任者へとキャリアを移し、その手腕を遺憾なく発揮されている方もいます。そうした方々の姿を見ていると、自身の力でビジネスを牽引する裁量権・影響力の大きな働き方が、ここ四国にあると感じます。
また、そうした地方だからこそ味わえる仕事のやりがいは、私自身も感じています。
四国というコンパクトな市場だからこそ、私が紹介した1名の採用が企業の成長を加速させ、新しい家族を街に呼び込み、街に賑わいを生み出す。前職の全国規模の会社で営業をしていた時代には味わえなかった「自分が地域社会を動かしている」という手触り感が、ここにはあります。
「四国=キャリアの停滞」ではありません。地方というフィールドをどう捉え、どう活かすか。すべては自分次第なのです。
子育てと仕事の両立はできないのか?
「家族との時間を優先することは、仕事の妥協を意味するのではないか」
制限なく働いていた前職時代、休日や深夜といった「量」で勝負していた私は、本気でそうした思いを抱いていました。実際、移住と同時に1歳・3歳の子育てが始まり、生活は一変。朝と夕方は保育園の送迎というデッドラインを前に、これまでのやり方が通用しない苦しみを日々を感じていました。
しかし、この3年間でその考えは完全に覆りました。子育てと仕事は、どちらも全力でこなせるものだと今では思っています。
時間の制約があるからこそ仕事の「質」が極限まで磨かれ、「今、成果に繋がる重要事項は何か」という優先順位の判断が研ぎ澄まされるようになりました。
無駄なタスクを削ぎ落とし、最短距離で結果を出す力は、皮肉にも、時間がたっぷりあった頃より今の方が遥かに高くなっている気がします。
家族との時間は、キャリアの足を引っ張る制約などではありません。むしろ、生産性を一段上のステージへ引き上げてくれる原動力だと私は考えています。
さらに、自分自身が移住・子育ての当事者だからこそ、転職希望者の「暮らしや家族の不安」に寄り添えるという、エージェントとしての新たな強み(介在価値)に気づくこともできました。
仕事も家族も「妥協」したくない方へ
「地方だから、キャリアをあきらめる」
「家族との時間を守るために、仕事をあきらめる」
かつての私と同じように、そんなトレードオフの選択肢を突きつけられ、悩んでいる方がいたとしたら、「家族も仕事も、あきらめる必要なんてありません」と伝えたいです。
四国は可能性に溢れた場所です。そして、家族との時間は制約ではなく、プロとしての生産性と質を極限まで高めてくれる最強の武器になります。
「私は、仕事も家族も絶対に妥協したくない」
もし今、あなたがそんな想いを抱いているなら、その想いをそのまま私にぶつけてください。仕事も家族もあきらめない人生をどう実現していけばいいか、一緒に考えていきましょう。

