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◆「転職と年齢の関係」後悔しないためのUターン転職・Iターン転職の進め方とポイント

今回のテーマは「転職と年齢の関係」です。最近ではコロナ下における生活意識の変化もあり、幅広い年代でUIターン転職を検討する方が増えています。しかし実際には、いつUIターン転職を考えるべきか、そのタイミングに悩む方も多いと思います。そこで、弊社の調査資料「年代別のUIターン転職支援実績」を参考に、世代別でみた「UIターン転職の進め方とポイント」をお伝えしていきます。
以下の通り、弊社における四国へのUIターン転職者は、30・40代を中心に、20代~50代まで様々な年代層となっています。年代別に、UIターン転職のポイントを探っていきたいと思います。



■20代でのUIターン転職のポイント

一般的には20代のキャリアは「まだまだこれから」というタイミング。企業側が面接で重視するポイントも、職務実績よりも仕事への志向や価値観とのマッチングが重視されます。そのため、未経験の業界や職種に挑戦できる可能性も十分にあります。まだキャリアの浅い20代でのUIターン転職には、地元や地方に腰を据えた後、着実にキャリアを築ける時間的余裕があることがメリットの一つではないでしょうか。
進め方のポイントは、キャリアが浅いからこそ「なぜ転職するのか」を突き詰めて考えることです。地方では転職は都会ほど仕事の選択肢も広くありません。だからこそ、30代や40代のキャリアを見据えて考えることが大切です。

■30代のUIターン転職のポイント

もし、結婚・子育てがUIターン転職の理由となる場合、転職を検討する時期がポイントになります。特にお子さまの幼稚園や小中学校への進学がある際は、入学時期から逆算して余裕を持った転職活動を検討することをお勧めします。弊社では進学時期の2~3年前に相談をいただく場合もあります。いずれにしても逆算して転職計画をイメージすることが重要です。
一方で仕事において、30代はメンバー育成やプロジェクト牽引など責任あるポジションを任される重要な年代です。弊社のグラフも30代は「30~34歳」「35歳~39歳」で分けています。30代でも年齢が上がるにつれて企業から求められる経験・スキルが変わります。そのため、自身の現在のポジションや今後のキャリアを客観的に分析し、30代のどのタイミングで転職するかを見極めることも重要なポイントになります。

■40代・50代のUIターン転職のポイント

40代以上の転職理由には、親の介護や早期退職、キャリアの集大成として地元の会社で挑戦したいという内容が見られます。キャリアとしては、役職や役職相当の責任を担い、ゼネラリスト、もしくはスペシャリストとして自分自身の強みが定まっている世代だと思います。一方で地方の中小企業には後継者問題や技術の継承など、40代以上の経験ある方を求める案件も増えてきています。40代・50代のUIターン転職では、現在の役職(ポジション)や年収などこれまで培ってきた実績において、転職時に何を優先するのかという優先順位付けがポイントになります。転職時の役職や年収に拘るのではなく、その先にある企業側からの「期待」を見極めることが重要です。
近年の傾向として、40代以上の豊富な経験を持つ世代において、顧問契約など、従来の雇用形態に捉われない事例も出てきています。だからこそ、これまでの経験を踏襲した上で、転職の軸を決めて優先順位を把握することが大切です。

■最後に

ついに総人口が減少に転じ、人口減少問題が大きく取り沙汰されています。地方の企業でも世代交代や後継者不足、技術継承など課題を挙げればきりがありません。しかしUIターン転職においては、このような課題こそ逆に力を発揮して活躍できる「チャンス」でもあるはずです。年齢や世代ごとの強みを生かし、四国ならではの働き方を一緒に考えませんか?どの年代、どの年齢であっても、四国外で豊富な経験を積んできたUIターン者の方々の力が、地域課題の解決に繋がっていくのはないかと、私は感じています。


筆者プロフィール

国家資格キャリアコンサルタント

四ノ宮 こころShinomiya Kokoro

香川県出身。大学卒業後、ITベンダーを経て株式会社リクルートへ入社。新卒採用における組織課題抽出、採用計画策定、企業広報及び選考プロセス設計から入社後育成までのコンサルティングに携わる。10年間のキャリアを経て関西への転居を機に、キャリアコンサルタントとして自身の専門性を高めたいと考え、地元四国の貢献に繋がれば、との想いから株式会社リージェントへ入社。現在は同社大阪オフィスにて勤務。