BLOG

◆都心部から愛媛県へUターン・Iターン転職した際の年収変化

こんにちは!株式会社リージェントの田中です。四国密着の転職エージェントとして、日々、四国へのUターン・Iターン転職をお考えの方のお手伝いをさせていただいています。今日は四国の中でも「愛媛県」にスポットを当ててお話していきたいと思います。



地方へのUIターン転職を考える際に、まず気になるのは「年収の変化」ではないでしょうか?年収が全てではありませんが、転職はゴールではなく、UIターン後もキャリアや生活などは続いていきます。ご自身やご家族の地方での生活をしっかりとイメージしていく上で、年収が一つのポイントになることは確かです。
 
地方よりも経済活動の中心である都心部のほうが、総じて物価・給与が高いのは周知の事実であり、なんとなく「年収は下がるのではないか…」という感覚があるかもしれませんね。とはいえ、実際にどう変化するのか?具体的に認識されている方は少ないのではないでしょうか。愛媛県へUIターン転職した場合に、年収がどのように変化するかを、データから見ていきましょう。

■データから見る年収の変化

【愛媛県へUIターン転職された30代・40代の方の年収変化】



私たちリージェントが転職支援させていただくのが最も多い年代である、30代・40代の方を対象に、愛媛県へUIターン転職を実現された方の年収変化をまとめました。転職前の平均年収は約598万円であるのに対し、愛媛県へのUIターン転職後の平均年収は約495万円であり、約17.4%の減少となっています。令和2年の厚生労働省「賃金構造基本統計調査」において、都道府県別で最も賃金の高かった東京都の平均月収は373,600円であるのに対し、愛媛県は260,500円です。これは愛媛県に限った話ではありませんが、やはり東京都などの都心部と地方では、収入に差があるようです。
 
しかしながら、収入だけを見てすべてを判断してはいけません。都心部と比べ、地方は物価や土地・賃貸料などが安く、支出が抑えられる傾向にあるからです。収入だけではなく、続いて「愛媛県での支出」についても見ていきましょう。

■愛媛県での支出

借家の1か月当たり家賃・間代及び1畳当たり家賃・間代(2018年)

都道府県 1か月当たり家賃・間代 1畳当たり家賃・間代
全国平均 55,695円 3,074円 
東 京 都 81,001円  5,128円
愛 媛 県 40,819円 2,047円

(注)「店舗その他の併用住宅」を除く「専用住宅」の借家の1か月当たりの家賃・間代。

上表のように、愛媛県の1か月当たりの平均家賃は、なんと東京都の半分程です。総務省による小売物価統計調査(2019年)では、愛媛県の家賃は全国2位の安さであり、全国的に見ても住宅にかかるコストが非常に低い地域と言えます。支出に占める家賃のウエイトは非常に高いため、この点で支出がかなり抑えられているのではないでしょうか。物価地域差指数(全国平均=100)の総合をみても、東京都は104.7ポイントに対し愛媛県は97.9ポイントで、全国で8番目に物価が安く、これらの物価の安さを背景に、実際に愛媛県へUIターンされた方からは「収入は確かに減ったけれども、家賃などのランニングコストが下がったため、結果として生活の水準には変わりはない」との声が多く聞かれます。
 
また、愛媛県へのUターン・Iターン転職において、全ての方の年収が下がっているわけではありません。中には年収アップを実現された方もいらっしゃいますし、入社後に経験やキャリアを積んでいくことでしっかりと評価して、年収があがっていく企業も多くあります。転職時に「年収が下がる」という、表面だけを見るのではなく、生涯年収にまで目を向けて考えることが大切です。
 
※参照:平成30年総務省統計局「住宅・土地統計調査」、総務省「小売物価統計調査(構造編)2019年(令和元年)」

■愛媛県での子育て支援

第一子や第二子の誕生をきっかけに、地元へのUターン・Iターンを考える方は多くいらっしゃいます。そういった場合に、やはり気になるのは愛媛県での子育て支援事情ではないでしょうか。愛媛県では、県内の紙おむつメーカーと行政とが乳幼児用の紙おむつの購入を支援しています。愛媛県の四国中央市は、紙・紙加工業で日本屈指の生産量を誇る、全国有数の「紙のまち」であり、この強みを生かした、実に「愛媛県」らしい支援制度だと思いますので、ここで少しご紹介したいと思います。

紙のまちの子育て応援 乳児紙おむつ支給事業

愛顔(えがお)の子育て応援事業

※自治体により支援内容が異なったり、変更になる場合がありますので、詳しくは市のHPや担当課にて最新情報をご確認ください。
 
乳幼児の子育て世帯にとって、紙おむつは必需品です。子によって差はありますが、トイレでしっかりと排泄できるようになるのは3歳前後と言われていますので、使用期間も長く、購入頻度も高い紙おむつの購入補助は嬉しい支援です。私も二児を育てる母ですので(下の子はまだ紙おむつのお世話になっています)、この子育て支援はうらやましい限りです。先日、愛媛に住む、第二子が産まれた友人とこの紙おむつの購入支援の話をしたのですが、その友人は愛媛県独自の支援だとは知らなかったようで、「香川にはないの?全国共通である支援だと思っていた…」と大変驚いていました。。。(笑) 他にも自治体で独自の子育て支援等があるそうで、愛媛県全体で子ども達を宝物と考えて大切にし、子育て世代の定着と転入を応援している事が伺えます。

■愛媛には愛がある

今日は愛媛県へのUターン・Iターン転職時の年収の変化と、支出や子育て支援など、愛媛県の暮らしについてお話してきました。その他、弊社では愛媛県へのUIターン転職をお考えの際に役立つ情報ページを公開しています。ここではお伝えしきれなかった仕事や学校についての情報もまとめてありますので、ご興味のある方はご覧になってみてください。

リージョナルライフ愛媛 
※弊社運営サイトのリージョナルキャリア愛媛が開きます。

私は香川県出身ですが、大学進学とともに愛媛県に移り住み、大学4年間と新社会人としての3年間を愛媛県で過ごしました。その他にも、過去に東海地方や東京都など様々な地域に住んだ経験があり、各所でそれぞれの地域の良さがありましたが、愛媛県は飛びぬけて「人」が温かで住みやすい地域だったなと感じています。温和で人懐っこく、県外から来た私にも分け隔てなく「かんまんよー(伊予弁で“大丈夫だよ”の意)」と優しくかけてくれた言葉が、今でも心に残っています。地元である香川県にUターンした今でも、こうして「第二の故郷」ともいえる愛媛県に関わり、地域活性のお手伝いができることを嬉しく思っています。これからも、愛媛県へのUターン・Iターンを考えている皆さんに、微力ながらお力添えできれば幸いです。