徳島で見つけた、研究開発キャリアが活かせる新たなフィールド
- 溝渕
- まず、お二人のこれまでのキャリアについてお聞かせいただけますか。
- 中村
- 私は大阪出身で、大学では有機合成化学を専攻しました。修了後は大阪の化学メーカーに就職し、生産技術職として勤務していました。転機となったのは、妻との結婚です。妻の故郷が徳島であったことから、家庭の将来を考え、思い切って徳島へのIターンを決意しました。

- 溝渕
- 徳島で転職先を探される際、いくつか選択肢はあったかと思いますが、その中で四国化成工業を選ばれた決め手は何だったのでしょうか。
- 中村
- 徳島に腰を据えて働きたい、という想いを叶えられる先が四国化成工業でした。徳島に拠点を構える大手の化学メーカーや製薬会社も検討しましたが、そうした企業ではグローバルな転勤が前提となるケースが多い。そうなると、徳島を離れなければならない可能性が出てきます。その点、四国化成工業の技術職の勤務地は徳島か香川が主となり、四国地域に根差しながら高い専門性を求められる仕事ができる。この点が私の目指すキャリアと完全に一致しました。
また、学生時代から四国化成工業のことは知っていて、航空機の構造部材や半導体材料に使われるような、非常に高付加価値な製品をつくっていることに魅力を感じていました。加えて、少数精鋭で個々の独創力を発揮できるという社風も、自己実現を目指す上で最適な環境だと感じ、入社を決めました。 - 溝渕
- キャリアだけでなくライフプラン全体を見据えた選択だったのですね。北村さんはいかがでしょうか。
- 北村
- 私は岐阜県出身で、大学では有機合成化学を専攻し博士号を取得しました。その後、大学で助教として研究に携わっていたのですが、夫の転勤を機に徳島へIターンすることになりました。
せっかく転職するのであれば一生勤めたいと思えるような会社を見つけたいと思い、専門性を活かせる職場を探していたところ、四国化成工業に出会いました。私は大学で有機化合物の性質を調べる研究をしており、特に硫黄などを含む「チアゾール」という化合物を扱っていたのですが、四国化成工業が「イミダゾール」という非常によく似た構造の製品を扱っていることを知り、なにか不思議な縁を感じたのです。
何より惹かれたのは、企業理念に掲げられている“独創力”という言葉です。私は最先端の反応開発をバリバリ進めるというよりは、少し変わったこと、独自のテーマを追求したいという想いが強かったため、「ここなら自分のやりたいことができるかもしれない」と感じ、入社を決意しました。 - 溝渕
- 北村さんは博士号まで取得されていますが、研究職ではなく製造技術職として働くことに迷いはありませんでしたか。
- 北村
- 自分としては研究だけではなく、携わった技術が実際の製品として世に出ていく過程にも興味がありました。徳島工場は、まさにそうした「ものづくり」の最前線であり、自分の専門性を活かして貢献できるフィールドだと感じたため、迷いはありませんでした。
多彩なキャリアが集まり、新たな発想を生み出していく
- 溝渕
- 徳島工場の組織体制と、お二人の仕事内容についてお聞かせください。
- 中村
- 徳島工場には、およそ300名の従業員が在籍しています。組織としては、生産活動を担う「製造部」と、品質保証を担う「品質管理課」、総務や生産管理などを管轄する「業務部」、そして私たちの所属する「技術部」の大きく4つの部署があります。技術部は現在55名の体制で、大きく「製造技術グループ」と「プラント技術グループ」に分かれています。
製造技術グループは、既存製品の生産安定化、新しい製品の製造方法の確立や量産化の検討、製造プロセスの最適化、製品の品質保証やトラブル対応まで、製造現場の技術的課題全般を担っています。また、自部署に生産プラントを保有しており、新規製品の試作から量産化を行う、製造部の役割も担っています。
一方、プラント技術グループは設備設計や保全メンテナンス、プロセスの安全管理など、工場のハード面を支える役割です。両グループが一体となって、徳島工場の安定稼働と技術革新を支えています。
私は技術部長として、技術部全体のマネジメントを行っており、これまでに培った経験を若手に伝えながら、組織としての技術力向上に努めています。 - 北村
- 私は技術部の製造技術グループに所属し、製造プロセスの改善や新製品の立ち上げに携わっています。現場のオペレーターとも密に連携し、安全で効率的なものづくりを追求しています。

- 溝渕
- 徳島工場は中途で入社された社員が多いとお聞きしました。組織風土などにも特徴があるのでしょうか。
- 北村
- 徳島工場で働く社員の4〜5割、部課長においても半数程度が中途入社です。そうした多様なバックグラウンドを持つ方々が集まっているため、固定観念に縛られない柔軟な文化が醸成されているように思います。
私自身も中途入社ですが、同じように中途入社した先輩や同僚が多いことで安心感がありました。分からないことがあっても、先輩や同僚がご自身のこれまでの経験を踏まえて丁寧に教えてくださいますし、前職での知見を活かして意見交換ができる風通しの良さがあります。また、いろいろな業界から人が集まっているので「以前の職場ではこうやって課題解決をした」といった知恵が出てくることもあります。多様なバックグラウンドを持つ人がいるからこそ、新たな発想が生まれる土壌が育まれていると感じます。 - 溝渕
- 中村さんはどのような特徴があるとお考えですか。
- 中村
- 私は若いメンバーが活躍できるチャンスが多いことが、一番の特徴だと感じています。団塊の世代が定年を迎えた中、平均年齢が下がり、組織の若返りが進んでいます。私自身、41歳で技術部長に就任しましたが、これは10年前であれば考えられなかったことだと思っています。四国化成では年齢に関係なく重要なポジションを任せてもらえるので、意欲次第で若いうちから挑戦できる社風が根付いており、組織全体が活気づいていると感じています。
- 溝渕
- 若手や中堅社員が増える中、重要になってくるのが人材育成かと思われます。その点に関しては、どのような工夫をされていますか。
- 中村
- 基本的にはOJTを中心に、実際の業務を通じて学んでもらう体制をとっていますが、徳島工場では独自の取り組みとして、技術の継承を目的とした勉強会や研修制度も整えています。たとえば、先輩社員が講師となり、化学工学の基礎やプラントの安全管理についてのレクチャーを定期的に実施しています。中途入社の方も新卒入社の方も、共に学び合える貴重な機会となっていると思います。
また、必要に応じて外部の専門研修にも参加し、最新の知識を習得できるよう支援しています。社員同士が自然に教え合う文化が根付いており、分からないことがあれば誰にでも気軽に質問できる、全員でスキルアップを図れる職場だと感じています。
最先端のものづくりを支える、高付加価値な製品群
- 溝渕
- 現在、徳島工場ではどのような製品を製造しているのでしょうか。
- 中村
- 徳島工場では、大きく分けて2つの分野の製品を製造しています。一つは「有機化学製品分野」で、例えばプールの水質を衛生的に保つための殺菌消毒剤を製造しています。国内でトップクラスのシェアを誇るネオクロールなどの製品はその代表例です。最近ではその技術を応用し、ウォッシュマニアといった洗濯槽クリーナーなど、BtoC向けの家庭用製品にも事業領域を拡大しています。
もう一つは当社の成長を牽引する「ファインケミカル分野」で、最先端技術に寄与する高機能材料を手掛けています。具体的には、スマートフォンやパソコンなどの電子機器に使用されるプリント配線板用の樹脂改質剤や、航空機や自動車の軽量化・燃費向上に貢献するCFRP(炭素繊維強化プラスチック)用の樹脂・添加剤などが挙げられます。いずれも高付加価値で利益率の高い主力製品となっています。
また、半導体関連では、先ほども少し話題に上がったイミダゾールという当社が60年来製造している化合物をベースに、その有機合成技術を発展させ、半導体製造プロセスに不可欠な高機能材料を開発しています。当然ながら品質への要求も非常に厳しく、ppt(1兆分の1)レベルでの品質管理が求められるため、日々緊張感を持って臨んでいます。しかし、その分、常に進化する半導体技術の最前線に関われるという醍醐味があります。新しい技術の最新動向にアンテナを張りながら、自分たちの開発した素材が世界の最先端製品を支えていると思うと、やりがいを感じますね。 - 溝渕
- 徳島の工場で、これほどグローバルかつ最先端の技術に関わる製品が生産されているとは驚きました。

- 中村
- 徳島での認知度はまだまだ低いかもしれませんが、ここで行われている仕事は、紛れもなく世界の技術革新の最前線に繋がっています。地方にありながら、世界に大きなインパクトを与えることができる。それも、この仕事の大きな魅力の一つですね。
- 溝渕
- 需要も非常に大きいのではないでしょうか。
- 中村
- そうですね。特に半導体関連材料の需要は非常に高く、生産が追いつかない状況が続いています。そのため、先日も新たな土地にプラントを建設することを発表したばかりです。私たちの戦略は、半導体デバイスそのものではなく、それらに必要な材料を供給する大手化学メーカーに当社の素材を提供するという、いわゆる川上でのポジションを確立することにあります。これによりリスクを分散しながら、安定した成長を目指しています。
- 溝渕
- 北村さんは実際にどのような製品の製造技術に携わってこられたのですか。
- 北村
- 私は入社後まず、プリント配線板用のイミダゾール系樹脂硬化剤の製造プロセスを担当しました。大学での実験とは比較にならないスケールに最初は緊張もありましたが、自分が携わった製品が実際に市場で使用されていることに、大きなやりがいを感じました。現在は、新規の機能性材料の開発案件にも携わっています。ラボ段階では予測できない現象に直面することもありますが、限られた生産設備の中で最適な条件を導き出し量産に結びつけていくプロセスは、苦労もありますが非常に面白いですね。
- 溝渕
- 先端的な製品の開発には香川にある研究開発部門との協力体制が不可欠かと思いますが、どのように連携されているのでしょうか。
- 北村
- 研究段階から製造技術担当者がR&Dセンターの開発チームと共に、工場での実現性を見据えて議論を行うこともありますし、逆に研究所のメンバーが徳島に来て、共に実験・検証を行うこともあります。まさに二人三脚で製品開発に取り組んでいます。試作を重ねる過程で課題が生じた際には、両部門が知恵を出し合いながら解決策を見出し、スケールアップへとつなげていきます。こうした部門間の垣根の低さも、当社のものづくりの強みだと感じています。
当社の「製造技術」は「量産化に向けた研究開発」を担う
- 溝渕
- お話を聞いていると、御社における「製造技術」という仕事は、一般的にイメージされるものとは違うのですね。
- 中村
- まさにその通りで、そこが私たちの仕事の最も面白く、そして最も伝えにくい部分です。一般的な製造技術は、生産ラインの最適化や設備の導入、改善提案が主務となりますが、私たちの「製造技術」は、いかにしてプラントで安定的に、かつ効率的に量産するかを確立する仕事です。
スケールアップのプロセスには、深く思考し工夫する力が求められます。例えば、家庭の鍋で美味しいカレーを作るレシピがあったとします。では、そのレシピを使って、お風呂一杯分の美味しいカレーを作ってくださいと言われたらどうでしょう。さらに、それを30個のお風呂で、全く同じ味に、焦がさずに作ってくださいと言われたら、考慮すべき要素が全く異なってきます。
ラボスケールのビーカーと、何千リットルもの巨大なプラントでは、熱の伝わり方、混ぜ方、あるいは途中で結晶が出てくるタイミングなど、全ての条件が全く異なります。単純な比例計算では絶対にうまくいきません。このスケールアップの壁を、化学工学的な知識と実験、そして経験を駆使して乗り越えていく。この「量産化に向けた研究開発」のプロセスが非常にクリエイティブで、製品開発のような研究要素を多く含んでいるのです。

- 北村
- 私も入社当初は、ラボでやっていた小さなスケールの実験結果を元に、いきなり巨大なプラントを動かすことにドキドキしました。研究室レベルの成果を工場で再現するために試行錯誤を繰り返しますし、うまくいかなければ条件を一から見直すこともあります。でも、その分やりがいも大きいです。予期せぬトラブルが起きても、その原因を突き詰めて解決策を考え出すプロセスは、まるで謎解きをしているようで非常に面白いです。ある意味、工場という現場を舞台にした応用研究を日々行っている感覚ですね。研究で培った問題解決力や専門知識を活かせる場面が多いので、研究職志望だった方にもやりがいを持ってもらえる仕事だと思います。
- 溝渕
- 業務が明確に分かれている大手企業などとは、仕事の範囲や進め方も違うのでしょうか。
- 中村
- 全く違いますね。私が以前在籍していた大手化学メーカーでは、良くも悪くもセクショナリズムが強く、自分の担当範囲はきっちり決まっていました。しかし、ここでは一人の技術者が原料の選定から、製造プロセスの確立、最終製品の品質保証、時にはお客さまへの説明まで、多岐にわたる業務に携わります。
もちろん責任は重いですが、その分、与えられる権限も大きい。自分が事業を動かしているという手触り感は、大手ではなかなか味わえないものだと思います。
また、組織の規模が適度にコンパクトなおかげで、意思決定のスピードも速いです。現場の提案も良いアイデアはすぐに実行に移せますし、新しい挑戦にどんどんトライできる風土があります。自分の頑張りが製品の改良や生産性の向上という形で早期に現れますので、「会社の成長に貢献しているんだ」という実感を持ちやすいですね。 - 溝渕
- 北村さんは、二児の母として育児と仕事を両立されていますが、働きやすさの面ではいかがですか。
- 北村
- 非常に働きやすいと感じています。柔軟に働ける制度や風土が整っているため、二度の出産を経てもキャリアを中断せずに続けてこられました。妊娠期間中は、化学物質を扱うリスクを考慮してデスクワークに切り替えていただきましたし、子どもの急な発熱などで休む際も、周りの皆さんが子育て経験者なので、嫌な顔一つせず「お大事にね。」と送り出してくれます。最近は男性社員の育児休業取得も当たり前になってきました。
育児休業から復帰した後も、時短勤務を利用しながら出張を伴うプロジェクトにも参加させてもらえています。上司の中村は「任せられる仕事はどんどん任せる」というスタンスなので、子育て中だからといって責任の軽い業務ばかりになるようなこともありません。むしろ周囲のサポートを受けつつ、自分のペースで最大限のパフォーマンスを発揮できています。仕事と家庭の両立に理解がある職場なので、ライフステージが変化しても働き続けやすいですよ。
好奇心溢れる方と、世界レベルの製品づくりに挑戦したい
- 溝渕
- 徳島工場の今後の展望については、どのようにお考えでしょうか。
- 中村
- 徳島工場では、これからも付加価値の高い新規製品の工業化に積極的に挑戦していきたいと考えています。半導体分野など技術革新のスピードが速い領域で要求される化学素材を、私たちが次々と生み出して世界に提供していく。そんな拠点であり続けたいですね。また、安全で効率的なモノづくりを追求しつつ、環境にも配慮した製造プロセスの確立にも注力していきます。徳島の地から世界に通用する技術と製品を送り出すことで、地域にも貢献していきたいです。
- 溝渕
- 事業拡大に向けて、人材の採用も重要になってきそうですね。徳島工場ではどのような方を求めていらっしゃいますか。
- 中村
- 具体的なスキルで言うと、製造技術職はやはり有機合成のバックグラウンドはあった方が望ましいかと思います。製薬会社などで合成経験を積まれた方も大歓迎です。プラント技術やメンテナンスの部隊では、機械系・電気系の知識をお持ちの方であれば、異業種からの挑戦も可能です。実際に、食品業界の設備設計経験者や、工業機械メーカー出身者、自動車ディーラーでメカニックをしていた方など、様々な分野の方が働いています。
何より大切なのは、守備範囲が広いことを「やらされている」と感じるのではなく
「色々やらせてもらえる」と楽しめるマインドだと思います。自分の仕事の範囲を自分で決めず、色々なことに興味を持てる好奇心旺盛な方や、事業のスピード感や変化を楽しめる方にぜひ来ていただきたいですね。
当社には、そうした好奇心に応えるだけのフィールドと、挑戦を後押しする文化があります。大企業で「もっとスピード感を持って仕事がしたい」「自分の手掛けた製品を早く世に出したい」といった、ある種の物足りなさを感じている方には、当社の環境は非常にフィットすると思います。 - 溝渕
- 最後に、転職を検討している方へメッセージをお願いします。
- 北村
- 徳島へのIターン転職を経験した身として、「専門性を活かしつつ、枠にとらわれない活躍ができる場所が徳島にもあるんだ」ということをお伝えしたいです。徳島工場は、地方にありながら世界レベルの製品を生み出す現場です。ここでは自分の専門知識や経験がダイレクトに製品づくりに反映される充実感がありますし、新しい分野へのチャレンジも歓迎されます。
徳島工場での仕事は、とても幅広く、奥深いです。毎日が新しい発見の連続です。化学が好きな方、ものづくりで社会に貢献したい方にとって、きっとやりがいのある職場だと思います。少しでも興味を持たれたら、ぜひ門を叩いてみてください。独創的な製造開発に挑戦したい、といった意欲のある方とお会いできることを、心から楽しみにしています。


中村 久展
四国化成工業(株) 技術部長
大阪府出身。大学院で有機合成化学を専攻後、大手化学メーカーに就職。結婚を機に妻の出身地である徳島にIターンし、四国化成工業株式会社に入社。入社後は製造技術課員として製造プロセス全体に関わる業務に従事し、その後、技術部長として、既存製品の安定生産、研究開発品の量産化、プラント設計・運用・保守、品質保証、顧客対応までを統括する広範な責任を担う。部下への権限委譲と、個々の独創力を尊重するリーダーシップを発揮し、事業の成長を牽引している。

北村 きらら
四国化成工業(株) 技術部 製造技術
岐阜県出身。大学時代に有機合成を専攻し、博士課程修了後、大学で助教を務める。夫の転勤を機に徳島にIターンし、四国化成工業株式会社に入社。現在入社6年目であり、徳島工場の技術部 製造技術課にて量産化対応、品質改善、トラブル対応や原料検討、顧客対応まで多岐にわたる業務に従事。2児の母として育児休暇を取得し、時短勤務中も出張を含め責任ある業務をこなすなど、柔軟な働き方を実践している。

溝渕 愛子
(株)リージェント チーフコンサルタント
高知県高知市出身。大学卒業後、総合リース会社に就職。地元の高知支店に配属されリース営業に従事。その後、大阪に転居し、株式会社リクルートに入社。HRカンパニー関西営業部の新卒・キャリア採用領域で企業の採用活動をサポート。また、派遣領域では関西・中四国エリアの派遣会社への渉外業務に従事。四国へのUターンを決意してリクルートを退職。香川県の人材サービス企業に転職し、管理部門にて、社員の労務管理、新卒採用活動に従事。その後、株式会社リージェントに入社。今ハマっているのは、限られた自由な時間を有意義に過ごすこと。1日にジャンルの異なる数冊の本を、少しずつ読むことを楽しんでいる。